ドル円、152円台半ば高値圏からやや戻す (10/24午前)

24日午前の東京市場でドル円は小幅反落。

ドル円、152円台半ば高値圏からやや戻す (10/24午前)

ドル円、152円台半ば高値圏からやや戻す

24日午前の東京市場でドル円は小幅反落。朝方、152.76レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期金利が低下したことを受けて、もみ合いながら上値を切り下げる動きとなりました。ドル円は昼前には152.50を割り込み、152.35の安値をつけた後、東京時間正午現在は152.44での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が下落した流れを受け売りが先行、序盤の下げ幅は400円に迫りました。しかしその後は、情報技術系銘柄、小売り、ヘルスケア等、業種によって値ごろ感からの押し目買いが入り、前日終値水準を回復。もみ合った後、49円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、引き続き米金利の先安観の後退に米10年債利回りが一時4.25%台に上昇、ドル円も米国序盤に153円台に乗せ、153.19の高値をつけました。ただ、その後、9月の米中古住宅販売が予想外に前月比マイナスになった事等でドル円、米金利とも上昇力が削がれ、ドル円は152円台半ばに反落した後、152.76でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日の上昇で200日移動平均線を明確にクリアし、極めて強いドル買い地合いとなっています。上方に日足ベースのテクニカルポイントは無く、次のターゲットは、年初来高値161.95から、9月の年初来安値139.58までの下落の61.8%戻し153.40、同76.4%戻し156.67等。引き続き本邦当局のアクションには要警戒です。

ドル円、152円台半ば高値圏からやや戻す

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