ドル円、148円台前半で方向感に欠ける動き (10/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は148円台前半でのもみ合い。

ドル円、148円台前半で方向感に欠ける動き (10/9午前)

ドル円、148円台前半で方向感に欠ける動き

9日午前の東京市場でドル円は148円台前半でのもみ合い。朝方、148.20レベルで取引の始まったドル円は、手掛かり難から動意に欠け、148.01-43レンジでの上下動に終始。東京時間正午現在は148.26での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受けて買いが先行。特にハイテク主体のナスダック総合指数の上げが大きかったことから、東京市場でも半導体・情報技術系銘柄が牽引して、上げ幅は一時500円を超えました。しかし、このところの中東情勢緊迫化で上げてきたエネルギー関連株等には利食い売りも入り、上げ幅を縮小。241円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、序盤は、国慶節明けの中国が何ら追加経済支援策を打ち出さなかったことへの失望から香港株が急落したこと等へ懸念が広がり、リスク回避的な円買いでドル円は一時147.35まで急落しました。しかしその後は、米金利低下観測の後退が燻ぶる形で米長期金利が再び上昇、ドル円も米国時間にかけ徐々に値を戻し、148.38の高値をつけ148.20でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、一目均衡表の「雲」の中での横ばい推移。主要チャートポイントは上下に離れており方向感は見出せません。
市場は明日発表の米9月消費者物価指数の発表待ち。先週金曜、予想外に強く出た米雇用統計後の米10年債利回りの上昇は0.2%近くになっており、反応が大きかっただけに、明日の結果次第では反動も警戒されるところです。

ドル円、148円台前半で方向感に欠ける動き

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