ドル円148円台後半、急上昇後に反落するも底堅い動き (8/16午前)

16日午前の東京市場でドル円は最近の高値圏から小幅反落。

ドル円148円台後半、急上昇後に反落するも底堅い動き (8/16午前)

ドル円148円台後半、急上昇後に反落するも底堅い動き

16日午前の東京市場でドル円は最近の高値圏から小幅反落。朝方149.28レベルで取引の始まったドル円は、序盤は149円台前半でもみ合い、149.35の高値をつけましたが、前日海外時間の高値149.39には届かず。時間外の米長期金利が低下すると、それに平仄を合わせた形で下落に転じ、149円割れを示現。一時148.74の安値をつけ、東京時間正午現在は、148.86レベルでの取引です。

日経平均株価は、昨晩、米指標の好調を受けて米主要株価指数が大幅高となった流れを受け、序盤から買いが先行。円安進行も好感されほぼ全面高の様相となり、1,073円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された7月小売売上高はじめ、新規失業保険申請件数、NY連銀製造業景況指数等の米指標が軒並み好調、7月の輸入物価指数も予想を上回る上昇を示しました。フィラデルフィア連銀景況指数、7月鉱工業生産、設備稼働率等不冴えの指標もありましたが、全般的には景気後退懸念が和らぐ内容と受け止められ、米長期金利が急反発。ドル円は149.32まで上げた後もみ合いとなり、終盤149.39まで一段高して、149.29で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩の上昇で当面の上値目途と見られていた148.50を突破、底堅い動きが続いています。本日も米国時間に住宅着工件数やミシガン大消費者信頼感指数等重要指標の発表が予定されており、更に好況を裏付ける結果が加われば、節目の150円や、下降中の21日移動平均線(本日150.50付近)を試す動きとなりそうです。一方下方向は、8/5安値からの急激な戻しのサポートラインが本日146.70付近にあって短期の下値目途となっています。

ドル円148円台後半、急上昇後に反落するも底堅い動き

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る