黒田総裁は「トランプ円安」を容認(2016年12月21日)

日銀の黒田総裁は20日決定会合後の会見で、大統領選後の円安基調について、

黒田総裁は「トランプ円安」を容認(2016年12月21日)

ドル円:12月21日のファンダメンタル分析

黒田総裁は「トランプ円安」を容認

東京市場では日銀会合を前に、前日下げた動きから押し目買いが入るとともに、日経平均株価が強い動きとなったことも重なりじり高の展開となりました。日銀の結果自体は現状維持であったものの景気判断を上方修正したこと、また会見で現在の為替水準を驚くような円安ではないと述べたことから、為替も株も一段高となりドル円は一時118.24レベルの高値を付けました。その後の海外市場ではクリスマスモードで動意薄、117円台後半へと若干押しての引けとなりました。

ドル円:12月21日のテクニカル分析

ドル円は、相変わらず押し目買いが根強かったところに日銀の景気判断と総裁発言が円安へと振れさせる結果となりましたが、先週高値を超えられずクリスマスシーズンで海外の参加者も細ってきていることから、海外市場では目立った動きは見られませんでした。イベントも通過し本日以降はますますクリスマスモードとなってきますので、積極的な取引は手控えられるでしょう。108円台では売りオーダーも出てきている様子で、本日も118.20レベルをレジスタンスに、117.20レベルをサポートと、戻り売りの出やすい地合いを考えています

オーダー/ポジション状況

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