東京市場のドルは155円30銭台まで円高ドル安加速、円売りポジションのアンワインド進むか(24/7/18)

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、朝方に155円台前半まで売られる場面も見られたが、売り一巡後は156円台でのもみ合いとなった。

東京市場のドルは155円30銭台まで円高ドル安加速、円売りポジションのアンワインド進むか(24/7/18)

ドルは155円30銭台まで円高ドル安加速、円売りポジションのアンワインド進むか

【本日の東京市場】

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、朝方に155円台前半まで売られる場面も見られたが、売り一巡後は156円台でのもみ合いとなった。

昨晩の海外時間では、米6月住宅着工件数や鉱工業生産が市場予想を上回り、ドル売りが一時後退。しかし、日本の追加利上げ観測に加え、共和党のトランプ大統領候補がドル高、円安を批判する発言を受けてドル売り、円買いが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済の成長継続が示されたものの、一部減速の兆候も指摘されたため更なるドル売りつながった。

東京時間では、8時台に投機筋による円売りポジションのアンワインドが進んだことから、155円38銭と6月7日以来の水準までドルは下落した。売り一巡後は156円台でのもみ合いとなったが、日米要人発言を受けて、円売りポジション解消の動きは続く公算が大きい。

ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:156円16銭
高値:156円57銭
安値:155円38銭
終値:156円04銭 

ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:170円83銭
高値:171円19銭
安値:170円00銭
終値:170円65銭

豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:105円09銭
高値:105円48銭
安値:104円52銭
終値:105円14銭

ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:203円14銭
高値:203円60銭
安値:202円11銭
終値:202円99銭

日経平均(日本時間9時―15時)
始値:40521円71銭
高値:40587円63銭
安値:40104円22銭
終値:40126円35銭(前日比−971円34銭)

【本日の海外市場の重要指標】日本時間

21時15分、欧、ECB理事会、前回:4.25%、市場予想:4.25%
21時30分、米、週次新規失業保険申請件数、前回:22.2万件、市場予想:22.9万件
21時30分、米、7月フィラデルフィア連銀景況指数、前回:1.3、市場予想:3.0
21時45分、欧、ラガルドECB総裁が記者会見
26時45分、米、ローガン・ダレス連銀総裁が挨拶
31時05分、米、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が挨拶

※予定は変更することがございます。

【今晩の海外時間の見通し】

本日の海外時間では、4月以降の下値支持線と見られていた50日移動平均線を明確に下回ったことから下値を探る動きが続くと考える。日足の一目均衡表の雲下限が位置する155円40銭水準でいったん下げ止まったが、ドル・インデックスは3月下旬以来の103台前半まで突っ込んでいることから、「ドル高是正」と「円安是正」が同時に起きそうな状況だ。

トランプ前大統領の「円安ドル高批判」のインパクトは大きい。暗殺未遂事件以降、発言力がより増しており、円安トレンドの転換を迎えたと考える。また、昨日の河野太郎デジタル相の発言もそれなりにインパクトはあった。河野大臣が求める「円安是正のための金利引き上げ」を日銀が素直に受けることはさすがにないと考えるが、9月の自民党総裁選挙があることから市場は様々な思惑が高まりやすくなっている。テクニカルでの支持線下放れと日米要人による「円安ドル高是正」の合わせ技で、投機筋による円売りポジションの巻き戻しは引き続き進むと想定する。

仮に150円水準まで円高ドル安が進行しても、各企業が見込む企業決算の前提である140円台前半よりは円安だ。ただ、輸出関連企業を中心に市場関係者が思っている「円安の追い風」が今後期待できない、となれば、日本株の方向性が弱まる可能性は十分あろう。半導体株がきつい下げを見せるなか、日本株下落という流れが強まった場合、「株安によるリスク回避の円買い」ムードが強まり、円高ドル安が加速するかもしれない。

今晩の海外時間では下を意識した地合いは継続と想定。上値メドは156円80銭、下値メドは155円00銭とする。

ドルは155円30銭台まで円高ドル安加速、円売りポジションのアンワインド進むか

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

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