ドル円160円台後半をじり安推移 (7/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は、小幅に値を下げる展開。

ドル円160円台後半をじり安推移 (7/5午前)

ドル円160円台後半をじり安推移

5日午前の東京市場でドル円は、小幅に値を下げる展開。朝方161.26レベルで取引が始まったドル円は161.40まで値を上げましたが、本日が「5・10日」で、国内輸出企業によるとみられる円買いの動きが強まり、午前9時台には161円を割り込みました。その後も上値が重い展開が続き、東京時間正午現在は160.96レベルで取引されています。

日経平均午前は、昨晩の欧州株式市場が堅調推移だったことを受け、一時4万1,100円台まで続伸し、取引時間中の史上最高値を更新しました。ただその後は、利益確定売りなどで上値を抑えられる場面も見られ、137円高で午前の取引を終えています。

昨晩の海外市場では、米6月雇用統計前の調整売りが進み、米国時間朝方にかけて安値160.95まで下げたものの、米市場休場で商い閑散の中、161.26レベルまで持ち直し、東京時間につなぎました。

本日この後は21時30分に米6月雇用統計が発表予定。先行して発表された米経済指標は冴えない数字となっていますが、雇用統計も弱い結果となった場合、9月利下げ開始期待が高まりドル売り反応を示す可能性が指摘されています。いっぽうで、ポジティブサプライズだった場合には、ドル円の上昇圧力が高まることも予想され、いずれにしても要注目となりそうです。

ドル円160円台後半をじり安推移

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