ドル円、節目160円を前に反落するも地合い強い (6/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は反落。

ドル円、節目160円を前に反落するも地合い強い (6/25午前)

ドル円、節目160円を前に反落するも地合い強い

25日午前の東京市場でドル円は反落。朝方159.62レベルで取引の始まったドル円は、序盤に159.71まで上げたものの続かず、実需とみられるドル売りに仲値公表を挟んで159.19まで急落しました。その後は小幅反発するも上値は重く、東京時間正午現在は159.33での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数がまちまちの動きとなったことで、序盤は前日終値付近で一進一退の動きとなりました。しかし、次第に割安株に買い戻しの動きが入り、半導体関連等一部を除く多くの業種で徐々に買いが強まって、196円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では本邦当局の口先介入や、160円を前にしての売り圧力に圧されての短期筋のロスカットの動き等に、欧州時間にドル円は一時158.82まで急落。その後は株価の堅調等を背景に159円台後半に持ち直したものの、上値は重く、160円突破には至らず。159.62付近で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、日足の主要テクニカルポイントの上で推移。5/3安値と5/16安値を結ぶトレンドラインを再びサポートとして強いドル買い地合いとなっています。現状では160円を前にした利食い売りや、オプションの防戦売り等が上値を重くしている印象ですが、ドル円は早晩再び160円をつける動きとなる可能性が高く、当局の顔色を窺いながら、160.00、直近高値の160.17、162.00等を順次介入ポイントを探りながら上昇していく動きとなりそうです。

ドル円、節目160円を前に反落するも地合い強い

ドル円日足

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