ドル円、157円台後半で小動き (6/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は157円後半で上値の重い展開。

ドル円、157円台後半で小動き (6/18午前)

ドル円、157円台後半で小動き

18日午前の東京市場でドル円は157円後半で上値の重い展開。朝方157.74レベルで取引の始まったドル円は、始値を高値にじりじりと値を下げる展開となり、一時157.52まで下げた後、東京時間正午現在は157.64での取引です。いずれにせよ値幅20銭強で値動きは限られました。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が揃って上げた流れを受け買いが先行。半導体関連、素材等が上げを主導、昨日大きく下げた反動もあり、401円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表されたNY連銀製造業景気指数が予想以上の回復を見せたことで米長期金利と米株が上昇。ドル円も一時157.96まで上昇するも158円にはとどかずに反落。157.73レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き日足の主要テクニカルポイントの上で推移。3営業日連続陽線で下値を切り上げる動きとなっておりドル買い地合いが強まっています。一方で5/3安値と5/16安値を結ぶトレンドラインは158.04付近にあって、引き続きレジスタンスとして機能しています。

ドル円は堅調地合いを維持していますが、このところ米指標にやや弱めのものが目立つ展開となっている中で、本日も5月小売売上高、鉱工業生産等の米重要指標発表が予定されています。市場予想はいずれも前月比強気な内容となっていますが、結果が予想に届かなかった場合は、このところ軟調に推移している米長期金利の一段の低下からのドル売りとなる可能性もあり、要警戒です。

ドル円、157円台後半で小動き

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