円安ドル高トレンド定着か(2016年12月5日)

米国債発での金利上昇が続く一方、日銀の10年債金利のゼロ%前後の誘導堅持により金利差が一層拡大し

円安ドル高トレンド定着か(2016年12月5日)

ドル円:12月5日のファンダメンタル分析

ドル円は前日に高値114.82レベルをつけて以降は目先の高値をつけた値動きとなり、雇用統計を前に113円台後半の狭いレンジでのもみあいを続けました。雇用統計は失業率こそ4.6%と予想外の改善を見せましたが、NFPは前月の改定を含めやや弱めの数字、それ以上に平均時給が−0.1%と前月の上振れから今回は大きく下振れしたため、直後にドル円は113.48レベルの安値を付けました。その後は上下しながらも上値の重たい展開となり、NYの昼頃に113.33レベルの安値をつけ113円台半ばに戻しての引けとなりました。

ドル円:12月5日のテクニカル分析

ドル円は、リスクオフの動きとその後の利益確定の買い戻しとで朝から大荒れとなっていますが、雇用統計前後にドル円は高値を付けやすいというアノマリーは今回も有効だったようで、105円の大台乗せに失敗したことも重なり、先週の高値が短期的なドル高値となってきました。ただ、今朝の動きは極端にしても下がったところでは実需も一般個人投資家もまだまだドル買いが遅れていることもあって、買いがわいてくる状態です。当面112円台後半から114円台後半でのレンジを形成しやすい状況と考えられます。本日は既に安値を見たと考え、113.20レベルをサポートに、114.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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