ドル円 ドルは今週高値を更新、米指標への関心高い(2/22夕)

東京市場は結果小動き。150.45-50円へと値を上げ、今週高値を一時更新するも続かなかった。

ドル円 ドルは今週高値を更新、米指標への関心高い(2/22夕)

ドルは今週高値を更新、米指標への関心高い

〇本日ドル円、緩やかな右肩上がり、週間高値をわずかに更新
〇日本当局者のけん制発言に上値抑制されじり安に、16時現在150.20-25で推移
〇ドル円の上値重い状況に変化なく、再びドル高に振れても上昇は限られるか
〇日経平均、東京時間で初の39000円台を示現、来週は4万円の大台トライか
〇本日は米新規失業保険申請件数、2月製造業PMI速報等の発表に要注目
〇テクニカルには、足もと149.53-150.88のレンジを上下どちらに放れるか注視
〇ドル高・円安方向、2/20高値150.44が最初の抵抗、抜ければ150.88円が意識されそう
〇ドル安・円高方向、2/20安値149.69をめぐる攻防にまずは注目
〇予想レンジ:149.50-150.70

<< 東京市場の動き >>

東京市場は結果小動き。150.45-50円へと値を上げ、今週高値を一時更新するも続かなかった。

ドル/円は150.30円レベルで寄り付いたのち、緩やかな右肩上がり。20日に記録した週間高値をわずかに更新する局面も観測されていた。しかし、鈴木財務相などから口先介入が聞かれたこともあり、上値を抑制されると一転してドルはじり安推移。「行って来い」の様相をたどると、16時現在では150.20-25円で推移し、欧米市場を迎えている。

一方、材料的に注視されていたものは「日経平均株価」と「円安けん制発言」について。
前者は、16日に38800円台を示現し史上最高値に迫るも、そののち上げ渋っていた日経平均株価が本日東京時間で初の39000円台を示現。つまり、1989年12月29日の38957.44円を上回り、34年ぶりに高値を更新してきたことになる。株価が堅調な理由として、円安なども取り沙汰されているが、直近でいえば発表された米半導体大手エヌビディアの決算が市場予想を上回ったことも好感されていたようだ。そうしたなか、惜しくも明日の東京市場が休場で、来週いよいよ4万円の大台をトライすることが見込まれている。

円安けん制発言が相次ぐ。鈴木財務相は半ば恒例となった「為替市場の動向を高い緊張感持って注視」との発言に加え、「一定レベルを防衛ラインとして対応するわけではない」とコメント。後者を受け、実弾介入までいま少し猶予があるといった声も一部で取り沙汰されていたようだ。また、それとは別に植田日銀総裁からも円安けん制が聞かれており、具体的には「為替はファンダメンタルズに沿って安定推移が重要」との発言が聞かれていた。

<< 欧米市場の見通し >>

ドル/円相場は、今週の週間ドル高値を更新するも13日高値の150.88円にはとどかず。前述した鈴木財務相などの発言に加え、東京3連休を前にしたポジション調整などに押され、結果としてドルは小安く推移した感すらある。いずれにしてもドルの上値が重い状況に変化はなく、このあと再びドル高に振れたとしても上昇は限られそうだ。
市場は引き続き日米金融政策が注視されているものの、早期の日米金利差縮小は予想しにくいとの見方が優勢だ。たとえば、昨日発表された米FOMC議事録要旨でも、政策担当者の大半が尚早な利下げに対する懸念を示していたことが明らかにされている。そうしたなか、本日のNY時間に発表される2月の米製造業PMI速報が注視されているが、仮に悪化してもトレンドが変わるまでのインパクトはないと予想されていた。ドル売りも限定的か。

テクニカルに見た場合、ドル/円相場は短期的に形成していたレンジを20日に一時下放れたことに続き、本日東京時間には今度は上放れ。しかし、ともにレンジを多少広げただけで、150円を中心とした一進一退という状況に変化は見られない。実際、期間を長めに見た場合の149.53-150.88円という1.35円レンジ内にもとどまっている。ともかく、まずは足もとのレンジを上下どちらに放れていくのかが注視されるが、しっかり抜けるにはそれなりの大きな材料が必要といった声も聞かれていた。

本日は米経済指標として、週間ベースの新規失業保険申請件数や2月の製造業PMI速報などが発表される予定となっている。とくに後者への関心が高く、その内容如何では相場の波乱要因に。ちなみに、事前予想は前回と同じ50.7程度を見込む向きが多いようだ。

そんな本日欧米時間のドル/円予想レンジは149.50-150.70円。ドル高・円安方向は20日高値150.44円が最初の抵抗。抜ければ150.88円が意識されそうだが、円高けん制への警戒感もあり上値は重そう。
対するドル安・円高方向は、同じく20日に記録した149.69円をめぐる攻防にまずは注目。下回ると15日安値149.53円がターゲットとなる。

ドルは今週高値を更新、米指標への関心高い

ドル円日足



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