ドル円149円台前半、高値圏で小動き (2/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は、149円台前半で小動き。

ドル円149円台前半、高値圏で小動き (2/9午前)

ドル円149円台前半、高値圏で小動き 

9日午前の東京市場でドル円は、149円台前半で小動き。朝方149.30レベルで取引の始まったドル円は、午前中149.24-41の狭いレンジでの取引に終始、高値圏でのもみあいとなりました。東京時間正午現在は149.30で取引されています。

日経平均株価は、米主要株価指数の上昇、円安進行等を好感して、序盤から徐々に値を上げる展開となりました。好業績銘柄が物色され、34年ぶりに3万7千円台を回復。前日も大幅上昇していることから、高値警戒感からの利食い売りも出たものの消化して、166円高の37,029.91で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米新規失業保険申請者数、12月卸売売上高の好調に米長期金利が上昇。ドル円は一時149.48まで上昇し、149.32で取引を終えています。

テクニカルにはドル円は、昨日の上昇で21日移動平均線を上放れ、昨年11月高値151.91からの下落の76.4%戻し149.15もクリア。ドル買い地合いが強まっています。 
この後は150円を試す動きが想定されますが、口先介入等も予想される水準となってきており、ここから先はおっかなびっくり。今晩は特に重要な経済指標の発表等も予定されておらず、時間外の米長期金利も低下傾向。また、中華圏が旧正月入りして、アジア時間帯の参加者が減少していることもあり、少なくとも海外勢参入までは大きな動きは期待できなさそうです。

ドル円149円台前半、高値圏で小動き 

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