ドル円148円台前半、鈴木財務相からは牽制発言も (1/19午前)

19日午前の東京市場で、ドル円は148円台前半中心のもみ合い。

ドル円148円台前半、鈴木財務相からは牽制発言も (1/19午前)

ドル円148円台前半、鈴木財務相からは牽制発言も

19日午前の東京市場で、ドル円は148円台前半中心のもみ合い。朝方148.18レベルで取引の始まったドル円は、9時台に一旦148円を割り込む場面もありましたが、時間外の米10年債利回りが4.16%台に上昇すると、一時148.47まで値を上げる動きとなりました。その後は鈴木財務相が「為替市場の動向を注視している」「物価安定目標の実現に向けて適切な金融政策運営を期待する」などと発言したこともあり、148.20割れまで急落する荒い値動きとなり、東京時間正午現在は148.25で取引されています。尚、今朝方発表された本邦の全国CPIは除く生鮮食品・エネルギーベースで3.7%と予想通り若干の伸び率鈍化となり、為替相場への影響は限定的でした。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇したことを受け、買いが先行。特に米市場でハイテク関連株の上昇が目立ったことから、本邦でも情報技術系銘柄に買いが集まりました。円安も追い風となって上げ幅は一時600円を超え、561円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米新規失業保険申請件数の良好な結果や、12月の米建設許可件数、住宅着工件数の予想を上回る内容に米長期金利が上昇。ドル円は欧州序盤の安値147.66から持ち直し、米国時間は148円台前半で取引されました。

テクニカルにはドル円は、昨日21日移動平均線が200日移動平均線をゴールデンクロス、90日移動平均線の上で安定的に推移するなどドル買い地合いです。

このところ強い米指標が続いたことでドル円は上昇力を増していますが、148円台半ばから上はやや上値の重さが目立ち始めている印象です。ここから先は米経済指標等不意に悪いものが出た場合の急反落も要警戒です。

ドル円148円台前半、鈴木財務相からは牽制発言も

ドル円日足

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