OPEC総会に要注意(2016年11月30日)

昨夜は第3・四半期の米国内総生産(GDP)改定値

OPEC総会に要注意(2016年11月30日)

ドル円:11月30日のファンダメンタル分析

ドル円の動きが目立つ一日となりました。NY市場まではここ数日の調整で多少はドル安に動いていたこともあり、月末を前にして出遅れていた輸入業者からのドル買いが目立つ動きとなりました。ドル円での円売りの動きはクロス円にも波及し、ユーロ円は早朝に118.55レベルまで押していましたが、NY市場では120円の大台目前まで上伸。ドル円もNY寄り付き直後のGDP改定値に反応し、一時113.34レベルの高値を付けましたが、引けにかけては短期筋のポジション調整から112円台前半へと押して引けました。

ドル円:11月30日のテクニカル分析

ドル円は、111円台半ばから113円台前半へと上げ112円台前半へ押しと値幅を伴っての動きを続けています。NY後場の下げでは、OPEC総会を前に売りが強まった原油価格も円の調整に一役買っていましたが、仮に今日の総会で減産合意に至らなかった場合、原油価格の下げからリスクオフ相場となり、株安、円高の動きに繋がります。金曜には米国雇用統計もあり、市場参加者の動きが売り買いとも荒っぽくなってきているため、本日以降も要注意です。本日は113.00レベルをレジスタンスに、111.80レベルをサポートとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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