ドル円147円台前半、米CPIを無難に切り抜け米長期金利は低下傾向 (9/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は小幅に反落。

ドル円147円台前半、米CPIを無難に切り抜け米長期金利は低下傾向 (9/14午前)

ドル円147円台前半、米CPIを無難に切り抜け米長期金利は低下傾向

14日午前の東京市場でドル円は小幅に反落。朝方147.46レベルで取引の始まったドル円は、寄り付きレベルを高値に軟調推移。実需とみられるドル売りに、仲値公表にかけ下げ足を速め147.02の安値をつけた後、東京時間正午現在は147.11レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場でNYダウは下落したもののナスダック総合指数が上昇して引けた流れを受け情報技術系銘柄が牽引する形で買いが先行。その後一旦は利益確定売りが優勢となり上昇幅を削る場面もありました。しかし、昨晩米8月CPIを無難に通過し、米金利に過度の先高観が生じなかったことから買い安心感が広がり、ほぼ全業種で上げ、10時台には33,000円を回復。342円の大幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では注目された8月米CPIで、ヘッドラインこそ+3.7%と事前予想を上回る加速を見せましたが、エネルギー価格上昇の影響が大きく、コア部分に関しては予想通り4.3%に鈍化。発表前4.31%まで上げていた米10年債利回りは米国終盤にかけ4.23%台に急落しました。ドル円は直近高値を更新できずに147円台前半を中心にもみ合い、147.47レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き主要テクニカルポイントの上方で推移していますが、ここへ来て上値の重さが目立つ状況となっています。本日も米8月小売売上高等重要の指標の発表がある中で、146.89レベルの転換線や、146.47付近を上昇中の21日移動平均線を割り込んでくるようであれば、ドル円の失速感も強まる可能性があり注意が必要です。 

ドル円147円台前半、米CPIを無難に切り抜け米長期金利は低下傾向

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