ドル円143円台前半に急伸 (8/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は急反発。

ドル円143円台前半に急伸 (8/8午前)

ドル円143円台前半に急伸

8日午前の東京市場でドル円は急反発。朝方142.50レベルで取引が始まったドル円は、9時台以降に急上昇しました。背景としては、昨晩米市場で株価が大きく上昇する中でのリスク選好の動きと一応整理はしてみるものの、時間外の米長期金利は反落し、円の長期金利は逆に堅調に推移する中でのドル買い円売りであり、ドル円の底堅さが感じられます。東京時間正午現在は143.31レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受けて、買いが先行。急激に進んだ円安も好感され一時上げ幅は300円を超えました。その後は利益確定売りが強まり、一旦は前日比マイナス圏に反落するも持ち直し、103円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米金利の反発にドル円は142円台を回復、その後は米株の上昇に支えられる形で上値を伸ばし、142.58の高値をつけた後142.48レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、午前中の上昇で一目均衡表の「雲」を上抜け、ややドル買い地合いに戻しています。相変わらず原因のよくわからないドル買いが継続しており、先週3日の高値143.89を上抜けると再び145円台が視野に入って来そうです。 

ドル円143円台前半に急伸

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