ドル円142円台、米雇用統計待ちで方向感に欠ける動き (8/4午前)

4日午前の東京市場でドル円は、142円台で方向感に欠ける動き。

ドル円142円台、米雇用統計待ちで方向感に欠ける動き (8/4午前)

ドル円142円台、米雇用統計待ちで方向感に欠ける動き

4日午前の東京市場でドル円は、142円台で方向感に欠ける動き。朝方、142.58レベルで取引の始まったドル円は、9時台に高値142.88まで上昇するも143円台に届かず失速。一時142.31まで反落して東京時間正午現在は142.48レベルで取引されています。

日経平均株価は、米国債格下げの余波で昨晩海外市場で欧米主要株価指数が下げたことを受けて売りが先行しました。しかし売り一巡後は、前日までに1,300円超下げたことから、値ごろ感の買いも入り売買交錯。前日終値付近でもみ合った後、28円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では7月ISM非製造業景況指数等の米指標の不調や、株価の軟調にドル円は海外時間に142.06まで急落。その後はやや持ち直し、142円台半ばで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、一目均衡表の「雲」の上での推移を続けていますが、昨日、今日と一時「雲」上限を割り込む場面もあり、上昇にやや失速感が出ています。海外終了段階での「雲」上限(本日、142.45)との位置関係に注目です。

市場は今晩の米7月雇用統計の発表待ち。非農業部門雇用者数の予想は20万人の増加、平均時給の伸びは4.2%への鈍化予想です。このところドル円の買い材料に反応しやすい相場となっていますので、強く出た場合のドル円の上昇リスクには一応注意です。

ドル円142円台、米雇用統計待ちで方向感に欠ける動き

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