ドル円140円台割れ、買い手掛かり無く下げ止まらず (7/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は続落。

ドル円140円台割れ、買い手掛かり無く下げ止まらず (7/12午前)

ドル円140円台割れ、買い手掛かり無く下げ止まらず

12日午前の東京市場でドル円は続落。朝方140.36レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期金利の低下等に下げ足を速め、9時台には140円を割り込みましたが下げ止まらず。その後もほぼ一方向に下げて10時半ごろに139.37で漸く一旦底打ちし、東京時間正午現在は139.60レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩海外市場で主要株価指数が持ち直した動きを受け、買いが先行しました。ただ、連日の円高進行を嫌気して寄り付きをほぼ高値として、その後はほぼ一方向で下げ、ドル円が140円を割り込むと日経平均株価も下げ足を速め32,000円割れを示現。以後ドル円の動きとほぼ連動した形で推移。245円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米長期金利の低下や、日銀政策変更への思惑から、ドル円は欧州序盤に140.16まで下落しました。その後は米長期金利が持ち直したこともあり、140円台で一進一退となり、140.35レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日まで4日続落の上、本日節目の140円もほとんど抵抗なく割りこんできました。サポートは3月下旬の安値129.64からの中期サポートラインが139.10レベル、この水準は129.64から145.07までの上昇の38.2%戻し139.17とも近く、有力なサポートですが、下げ足が早いため、どの程度効くかは分かりません。ただ、4ヶ月に及ぶサポートですので切れた場合には、本格的な円安修正の動きとなりそうです。尚、その下のサポートは一目均衡表の「雲」の上限138.45、200日線と90日線が137.17と05に控えます。

市場の注目は今晩の米6月消費者物価指数の発表。ヘッドラインは最近では弱い年率+3.0%を予想していますが、コア部分は5.0%と高止まりが予想されており、結果と反応が注目されます。

ドル円140円台割れ、買い手掛かり無く下げ止まらず

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