ドル円139円台半ば、日経平均株価反発に買い戻される (6/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は139円台で底堅い動き。

ドル円139円台半ば、日経平均株価反発に買い戻される (6/6午前)

ドル円139円台半ば、日経平均株価反発に買い戻される

6日午前の東京市場でドル円は139円台で底堅い動き。朝方139.58レベルで取引の始まったドル円は、序盤は軟化し、139.32の安値をつけました。しかし、マイナス圏で始まった日経平均株価が急反発したことを受け切り返し、139.65まで上げた後、東京時間正午現在は139.55レベルで取引されています。

日経平均株価は、円安進行一服や、昨晩欧米の主要株価指数が下落した流れを受け、売りが先行、下げ幅は一時200円を超えました。しかし、根強い外国人投資家の日本株シフトの動きを背景に鉄鋼、ガス等主導で、多く業種で買い戻しが入り、早々にプラス転。結局133円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された米4月耐久財受注や5月ISM非製造業景況指数等の数字が予想より悪く、5月のPMI確報も速報値から下振れする等、ヘッドラインに米景気先行き懸念を強める内容が重なったことから、米長期金利下落を伴いドル円は急落。深夜前に139.25の安値をつけ、139.60付近で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩反落したとはいえ先週後半から下値を徐々に切り上げる動きとなっており、緩やかな上昇基調を維持しています。サポートは138.16付近を上昇中の21日移動平均線、レジスタンスは、今回の局面で収まりの良い今年一月からの上昇チャネル上限が141.18付近です。

昨晩は米指標の予想外の不冴えが重なったために市場はリスクオフに傾きましたが、ISM非製造業指数の中の仕入れ価格に低下がみられる他、PMI等前月比では改善している指標も散見され、インフレ鎮静化の中での業況回復を期待させる内容も含まれています。今晩は、昨晩の指標後の下げを短期的な悪材料として消化して、再び米株価が上昇基調に戻せるかに注目です。

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