ドル円139円台後半、上昇一服で方向感に欠ける動き (5/31午前)

31日午前の東京市場でドル円は139円台後半でのもみ合い。

ドル円139円台後半、上昇一服で方向感に欠ける動き (5/31午前)

ドル円139円台後半、上昇一服で方向感に欠ける動き

31日午前の東京市場でドル円は139円台後半でのもみ合い。朝方139.80レベルで取引の始まったドル円は、日中139.61-92の狭いレンジでの取引に終始。東京時間正午現在は139.77レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩3連休明けの米市場で、主要株価指数が伸び悩む形となったことから、利食い売りが先行、円安進行の停止も嫌気され、下げ幅は一時400円を超えました。その後は情報技術系銘柄等に買いが入り下げ幅を縮小する場面もありましたが、再度失速。351円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、3連休明けとなった米国勢が市場に戻ったものの、東京時間に政府・日銀等による円安に対して牽制的な動きがあったことや、バイデン大統領とマッカーシー下院議長間で合意に達した米国の債務上限問題の採決が難航しそうな見通しとなっていること、米長期金利の低下等が重石となり、ドル円は欧州序盤の高値140.93から急速に値を下げました。米国時間には一時139.57の安値をつけ、139.80レベルで東京時間につないでいます。

連休明けの英米勢から結局大きなリスクオンの動きは見られず、一時注目された債務上限問題も、(もちろん法案採決が前提ですが)このままなし崩し的に材料消化されていきそうです。この後は、市場は週末の米雇用統計を睨んだ動きに徐々にシフトしていくものと思われます。

テクニカルにはドル円は、昨晩の失速で3/24からの上昇チャネル内に回帰、上昇に一服感が出ています。下方向には139.18まで転換線が上昇してきており、一旦この水準までで下げ止まり、下値の堅さを確認できるか注目です。 

ドル円139円台後半、上昇一服で方向感に欠ける動き

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