FBIクリントン氏のメール捜査再開報道でドル円急落

昨晩GDPの順調な伸びを確認した後、ミシガン大消費者信頼感指数の数字はやや弱めであったものの

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FBIクリントン氏のメール捜査再開報道でドル円急落

FBIクリントン氏のメール捜査再開報道でドル円急落

寝耳に水の報道に市場リスクオフ

昨晩GDPの順調な伸びを確認した後、ミシガン大消費者信頼感指数の数字はやや弱めであったものの、105円を割り込むことなくドル円は反発、このまま週末を迎えるかに思えた市場でしたが、日本時間二時過ぎに「FBIがクリントン氏のメール問題の捜査を再開」とのニュースをNBCが伝えたとの報道で一気にリスクオフとなり、ドル円は105.30レベルから急落、104.47をつけています。
報道ではコミーFBI長官が新たな関連電子メールについて調査再開の方針を明らかにしたと伝えられています。

「トランプリスク」再燃か?市場はインパクト図りかね。一旦は反発

ただし、これらのメールの重要性については不明とされています。
この報道を受けトランプ氏は「FBIを誇りに思う」等の発言をしており、市場は一気に「トランプリスク」に引き戻された格好です。
捜査に必要な時間等は不明とされており、11月8日に迫る大統領選への影響が懸念されます。この報道で米株価指数もマイナス圏に沈んでいます。

今のところ情報が限られているため、市場はインパクトを図りかねている様子ですが、週を通してドル買いのポジションが積みあがっていた状況だけにストップロスを巻き込んでドル売りが加速することとなりました。
現在は一旦104.47を底に反発し104.80近辺で様子見となっています。

オーダー/ポジション状況

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