ドル円、昨晩の米GDP好調等受け132円台後半に反発 (12/23午前)

23日午前の東京市場でドル円は反発基調。

ドル円、昨晩の米GDP好調等受け132円台後半に反発 (12/23午前)

ドル円、昨晩の米GDP好調等受け132円台後半に反発

23日午前の東京市場でドル円は上昇基調。朝方、132.37レベルで取引の始まったドル円は、実需のドル買いと見られる動きに10時前に132.68レベルまで急伸。その後も時間外の米長期金利が上昇したことなどを受けて高値132.81をつけた後やや戻し、東京時間正午現在は132.66レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が大幅下落した流れを受けて売りが先行。その後も下げ幅を広げる展開となりました。金融、電力・ガスなど公益事業を除くほとんどの業種で売られ、297円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では発表された米3QのGDPが前回、事前予想を上回る年率3.2%のプラスを示し、個人消費など他の指標も改善したことから、ドル円は堅調に推移。高値132.71をつけ132円台前半で東京時間につないでいます。一方で指標の好調によりFRBの金融引き締め長期化懸念が再燃、NYダウは348ドル安で引けています。

テクニカルにはドル円は、引き続き主要テクニカルポイントの下での推移が続いており、現状の水準を維持すれば来週前半には21日移動平均線が200日移動平均線をデッドクロスする可能性もありドル売り地合いが強まっています。一方で12/20の急落時に130.58の安値をつけてからは連日下値を切り上げる動きとなっており、底堅さも感じられます。

尚、すでに欧米ではクリスマス休暇で市場参加者が大幅に減少していますが、今週末から米国は3連休、欧州の一部や、香港、シンガポール等多くの地域では27日まで4連休となるため、今晩海外時間のポジション調整の動きには一応注意が必要です。

ドル円、昨晩の米GDP好調等受け132円台後半に反発

ドル円日足

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