「9月の米雇用統計:発表後」(2016年10月7日)

9月雇用統計で失業率は5.0%と、予想外に8月4.9%から上昇。

「9月の米雇用統計:発表後」(2016年10月7日)

「9月の米雇用統計:発表後」

失業率上昇、雇用者数の伸び鈍化

9月米雇用統計は
1.失業率は、5.0%、予想4.9%より悪く、8月4.9%から上昇。
2.非農業部門雇用者数は、前月比+156000人、予想+172000人より悪く、
  8月分は+151000ひとから+167000人へ改訂。
3.平均受給は、前月比+0.2%、予想+0.3%より悪く、8月+0.1%から上昇。
でした。

この発表を受けての市場の反応は
1. 米10年債利回りは低下するも下げ渋り
2. ドル円はドル売りで、一時103.23まで下押し
ただ、下げは勢い弱く限定的で、その後は103.60台で推移

この数字への市場の理解は
1. 早期での米オ利上げ期待が後退

この後のドル円の読みは
1.足元で8連投なので、もし今日の終値が前回高値の9月2日高値の104.32を上抜けない場合は
一旦調整入りとなるでしょう。
2.その場合の下値目途は
9月30日の安値100.76から10月6日の高値104.17への今回の上げに於いて
38.2%押しの、102.87
50.0%押しの、102.47
3.加えて
日足の一目均衡表の先行スパン1の、102.37
日足の一目均衡表の基準線の、102.21
日足の一目均衡表の転換線の、102.13
なので
この102台前半の価格帯がターゲットと見ます。

スケジュールでは明日9日(日)に、第2回目の米大統領候補の討論会があります。
トランプ氏の逆転となれば、オクトーバー・サプライズとなります、要注意です。

オーダー/ポジション状況

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