ユーロドル1.04台前半、東京時間に上昇後夕刻反落
24日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方1.0402レベルで取引が始まったユーロドルは、未明に公表された11月FOMC議事要旨に「参加者の大部分は引き締めペースの減速が近く適切となる可能性が高いと判断した」との記載があった一方で、昨晩ECB関係者からはインフレ抑制のため現状の欧州における金融引き締めを緩めるべきでないとのタカ派発言が相次いだことを受けドル売り、ユーロ買い双方が強まった流れを引き継いでほぼ一方向に上昇、午後に1.0448の高値をつけました。しかし欧州勢参入後は本日米国市場が感謝祭の休場であることからポジション調整の売りも出て、東京時間18:00現在は1.0408レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは昨晩からの上昇で本日1.0393レベルの200日移動平均線を上抜けています。このまま米時間の終了まで、200日線より上を維持できれば、強いユーロ買い地合いとなり、11/15につけた直近高値1.0479を目指すこととなります。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後は21:30にECB理事会議事要旨の公表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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