ドル円146円台前半中心の小動き、米中間選挙の結果判明しないままCPI発表へ (11/10午前)

10日午前の東京市場でドル円は方向感に欠ける動き。

ドル円146円台前半中心の小動き、米中間選挙の結果判明しないままCPI発表へ (11/10午前)

ドル円146円台前半中心の小動き、米中間選挙の結果判明しないままCPI発表へ

10日午前の東京市場でドル円は方向感に欠ける動き。朝方、146.51レベルで取引の始まったドル円は、序盤軟調に推移し、146.11まで下落しましたが下値攻めとはならず、146.20近辺でのもみ合いに終始。東京時間正午現在は146.21レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩欧米市場で株価が軟調に推移したことを受けて朝方から売りが先行、325円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米中間選挙で予想外に民主党が健闘し、特に上院に関しては現在に至るまで勝敗が決まらない異常事態となりました。共和党優位を織り込んで、株買い、ドル売りに動いていた市場は巻き戻しを余儀なくされ、ドル円は海外時間に145.21レベルから一時146.79レベルまで上げて、146円台半ばで東京時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は昨日とほぼ状況は変わらず、基準線、21日移動平均線、転換線等が147円以上に並び上値の重いチャート形状。下方向は143.33レベルに一目均衡表の「雲」の上限が控えます。

米上院選挙は、100議席のうち民主党が48議席、共和党が49議席の獲得を決めています。まだ未確定の3議席のうちジョージア州が来月決選投票実施となったため、議長が民主党である状況下、上院の優位を確定するためには、どちらもあと2議席を確保する必要があり、状況によっては勝敗の確定が来月までもつれ込む可能性が出てきています。

そうした中で本日は今週最大の注目材料の米10月CPIの発表があり、中間選挙を材料として未消化のまま、なし崩し的に関心がCPIにシフトしつつある状況です。

ドル円146円台前半中心の小動き、米中間選挙の結果判明しないままCPI発表へ

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