ドル円148円台前半、FOMC一旦消化し今晩の雇用統計待ち (11/4午前)

祝日明け4日午前の東京市場でドル円は148円台前半中心の方向感に欠ける動き。

ドル円148円台前半、FOMC一旦消化し今晩の雇用統計待ち (11/4午前)

ドル円148円台前半、FOMC一旦消化し今晩の雇用統計待ち

祝日明け4日午前の東京市場でドル円は148円台前半中心の方向感に欠ける動き。朝方、148.25レベルで取引の始まったドル円は、序盤147.99まで値を下げる場面もありましたが、147円台はすぐに買われ、以後148.40までのレンジで方向感のない取引が続いており、東京時間正午現在は148.11レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨日一昨日とFOMC後の欧米市場で株価が軟調推移した流れを受け、朝方から売りが先行。ほぼ全業種で下げて560円の大幅安で午前の取引を終了しています。

昨日未明公表されたFOMCの結果は市場予想通り0.75%の政策金利引き上げ。声明文には今後の利上げペース調整を示唆する文言が加わりました。続くパウエル議長の記者会見では景気鈍化を気にしつつもタカ派姿勢を貫く玉虫色の内容。会見の前半後半でハト派、タカ派と別れたために市場は振り回され、ドル円は未明に145.68-147.98レンジで大荒れとなりました。

テクニカルにはドル円は21日移動平均線を上放れたものの、昨日転換線が基準線をデッドクロス、基本的には横ばい推移が継続しており、方向感を掴みにくいチャート形状です。

FOMCの内容は総じて事前予想通りだったと言え、昨晩米国時間に米10年物国債利回りは一時4.22%まで上昇したものの、先月ドル円が152円に迫った時の4.33%には上昇せずに反落、現在時間外の取引では4.15%近辺での推移、ドル円も昨晩高値148.45までで一旦本邦祝日中にFOMCは材料として消化された形です。ただ、今晩は、今週もう一つの大イベント雇用統計が控えており、波乱含みです。

ドル円148円台前半、FOMC一旦消化し今晩の雇用統計待ち

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