ドル円150円の大台乗せ (22/10/20)

ドル高・円安が止まりません。

ドル円150円の大台乗せ (22/10/20)

ドル円150円の大台乗せ

ドル高・円安が止まりません。本日欧州市場序盤に一時150.08レベルと150円の大台乗せを見ました。直後に介入かと思わせる急落を挟んで17:30時点では149.90前後での取引となっています。

今週もほぼ一貫して円安進行ですが果たして覆面介入が出ているのかどうか、真実は月末発表の10月介入実績を待つ必要がありますが、たとえ初回のような大規模介入で無くても介入してこれかということだと11月以降は介入待ちのドル買い戦略が出てくるだけに当局としては悩ましいところです。介入をしていないならば良いのですが、結局のところ介入は勢いに逆らって出る動きですから、瞬間的な効果はあってもその効果が続くものではありません。

最大の原因は日米金融政策の方向性の違いですから、米国が緩和に転じるか日本が引き締めに転じるか、どちらかもしくは両方の兆候が出て来ないと流れは変わりません。そう考えると2023年もまだドル高・円安が続く可能性は高いということになります。

短期的な動きをテクニカルに見ておきましょう。日足チャートをご覧ください。

ドル円150円の大台乗せ

ドル円日足

介入後の安値を起点とした上昇N波動によるフィボナッチ・エクスパンションを計算すると既に127.2%(161.8%の平方根)エクスパンションの149.854に到達。次のターゲットとなる161.8%エクスパンションは151.574となっています。

そこまで調整なしに上がるとは考えにくいものの、これまで介入と介入と見まがう一時的な下げを除いては調整らしい調整が無いことから151円台というのはいかにもありそうな水準に見えてきます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る