ドル円、143円を挟んでの方向感に欠ける動き (9/15午前)

15日午前の東京市場でドル円は142.80-143.44レンジで方向感に欠ける動き。

ドル円、143円を挟んでの方向感に欠ける動き (9/15午前)

ドル円、143円を挟んでの方向感に欠ける動き

15日午前の東京市場でドル円は142.80-143.44レンジで方向感に欠ける動き。朝方、143.08レベルで取引の始まったドル円は、8時台に一旦142.80まで下押ししたものの、9時過ぎに143円台を回復、その後は143円を挟んでもみ合った後上放れ、東京時間正午現在は143.30レベルで取引されています。8時50分に発表された本邦の8月貿易収支は、円安、エネルギー価格の上昇の中で輸入が前年同月比49.9%増で過去最大(6ヵ月連続)となり、貿易赤字も2兆8,173億円で1979年以降最大となりました。この結果も幾分かは円安基調を助長したものと思われます。

日経平均株価は、昨晩米主要株価指数が小幅反発したことを受け買いが先行しましたが、米大幅利上げ観測への警戒感も強く、一旦前日終値を挟んでのもみ合いとなりました。しかし、今朝の日経朝刊の「10月にも政府が入国者数の上限撤廃やビザ取得免除、個人旅行解禁の見込み」との報道から、空運、陸運等の関連株資金に継続的に買いが入ったことなどから再び上伸し、127円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、前日のCPIに続き、8月の米PPIが注目を集めましたが、同様に上振れしたにもかかわらず、発表直後に143.51まで小幅に反発したのみで反応薄。日中の日銀レートチェック報道等をきっかけとしたドルの売り戻し基調が続き、142.55の安値をつけた後、143.15レベルでアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は昨日の反落で142.43レベルの転換線付近まで後退。8月中旬以降、転換線と上昇チャネルの下限はサポートとして効いていると思われますので、9/7高値144.99を反映してトレンドチャネルを引き直してみると、現状でトレンドチャネルは上限147.43、下限141.94となり、イメージ的にはしっくりきます。ただ、上値に関しては昨日の144.90台で行われたとされるレートチェックが短期の上限となりそうなので、145円の水平線との三角持ち合いととらえ、時間の経過とともにサポートを切るのか、当局の意向に逆らって145円を抜けていくのかが、来週のFOMCあたりに向けて煮詰まっていきそうな雰囲気です。

ドル円、143円を挟んでの方向感に欠ける動き

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