3. 金融株下落で株安、ドルは調整売り（2016年9月27日）

金融株下落で株安、ドルは調整売り（2016年9月27日）

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金融株下落で株安、ドルは調整売り（2016年9月27日）

ドル円：9月26日のファンダメンタル分析

先週末海外市場の流れを受け日経平均株価、ダウ先物が値を下げる展開となり、株式市場とともにリスクオフの動きから円買いが続く展開となりました。本日（日本時間午前10時）予定されている大統領候補の第1回討論会も、ここに来てリード差を縮めているトランプ氏が善戦した場合には、一段と米国経済の不透明さが増す要因となることもあり、様子見姿勢が強まりつつも株安、円高の動きが続きました。

ドル円：9月26日のテクニカル分析

ドル円は、直近の安値圏に近づいていますが、100円の大台とも重なっていることもあり現行水準から積極的に売る向きは出ていません。しかし米国大統領候補の二人による討論会の結果（トランプ氏が失言なく善戦する）次第では、一段の米株安がきっかけとなって円高に動く可能性もあり、中期的なターゲットとなっている99.40レベルは常に意識しておくべき水準です。本日も引き続き上値の重たい展開を予想し、100.60レベルをレジスタンスに、99.90レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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