ドル円イベント前は136円台で底堅い動き
26日午前の東京市場でドル円は小幅上昇。朝方、136.48レベルで取引の始まったドル円は、序盤に136.42まで下げたものの、その後は時間外の米株先物や米長期金利が底堅い動きを見せたことで徐々に値を上げる展開となりました。一時136.79まで値を上げた後、東京時間正午現在は136.73レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを受けて買いが先行。上げ幅は一時300円を超えましたが、やや戻し、266円高で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場でもドル円はイベントを控えての136円台での方向感の定まらない動きが続き、136円台半ばで東京時間につないでいます。
テクニカルにはドル円は引き続きドル買い地合いながら、一目均衡表の「雲」上限の上昇によりローソク足の実体が雲の中に入りつつあります。また、一方向でのドル買いは小休止となっており136-137.50レンジでの持ち合いが継続中です。
市場は今晩23:00からのパウエル議長のジャクソンホールでの講演待ち。ただ、今回材料とされてきた期間が比較的長いので、仮に市場予想通りタカ派発言が議長からでたとしても、さほどのドル買いにはつながらず、Sell the fact となる可能性もあるものと思われます。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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