FOMCで金利据え置き決定(2016年9月22日)

FRBは21日まで開催したFOMCで金利据え置きを決定。

FOMCで金利据え置き決定(2016年9月22日)

FOMCで金利据え置き決定

FRBは20・21日のFONC で、政策金利であるフェデラルファンド金利の誘導目標を0.25%〜0.50%の範囲に据え置くと決めたと発表。これは市場の予想通りの結果でした。

決定は賛成多数でした。
ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁、
メスター米クリーブランド地区連銀総裁、
ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁
の3名が、0.50−0.75%への利上げを主張して反対にまわりました。

また、経済・金利見通しでは
2016年、2017年、2018年末のFF金利見通しが引き下げられました。

これを受けドル円は売買が交錯。
発表後、100.51まで下押しした後、101.02まで反発するも100.35まで下げ安値更新。
3時30分からのイエレンFRB議長の定例記者会見で、
金利見通しについて、 「利上げの根拠は強まったものの、FRBの目標達成に向けた進展の継続を示すさらなる証拠が表れることを当面待つことを決定した」、としたからです。

1.労働市場の状況は、弾みがついていて、こうした状況は今後も継続すると予想しています。
2.インフレ率は、低水準にとどまっているものの、時間とともに目標の2%に向けて上昇すると見通し。
インフレ率は引き続き2%を下回る水準で推移しているので、そのため、目標達成に向けた進展の継続を示すさらなる証拠を待つことを選んだとしています。

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