ドル円135円台後半、一時136円台に乗せるも維持できず反落 (7/7午前)

7日午前の東京市場でドル円は135円台後半中心の方向感に欠ける動き。

ドル円135円台後半、一時136円台に乗せるも維持できず反落 (7/7午前)

ドル円135円台後半、一時136円台に乗せるも維持できず反落

7日午前の東京市場でドル円は135円台後半中心の方向感に欠ける動き。朝方、135.95レベルで取引の始まったドル円は8時頃一旦ドル買いが強まり136.13の高値をつけました。しかし、公表仲値にかけて実需と思しきドル売りが強まり反落。一時135.55まで下げた後、東京時間正午現在は135.73レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩海外市場で欧米主要株価指数がおおむね堅調な推移となったことを受け買いが先行しました。買い一巡後は頭の重い展開となり一旦は上げ幅を縮小しましたが、エネルギー関連を除く多くの業種に買い戻しが入り、191円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米長期金利の低下から、ドル円は米国序盤にかけ135円割れの水準まで軟化しました。しかしその後発表された6月のISM非製造業景況指数が市場予想を上回り、また同指標発表前後に米長期金利が急反発したことから、ドル円も一時136.00まで切り返しています。未明に公表された6月のFOMC議事録は、FRBの物価対策を景気より優先させる姿勢が再確認されたものの、内容的にサプライズはなく、ドル円はそのまま高値圏でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩一旦21日移動平均線(昨日135.17)を下抜けたものの切り返し、同線がサポートとして機能した形です。ただ、今週は136円台が重く、週末雇用統計まではこのまま135円台後半中心の持ち合い相場となりそうです。

ドル円135円台後半、一時136円台に乗せるも維持できず反落

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