ドル円、136円台半ば近辺で小動き (6/30午前)

30日午前の東京市場でドル円はレンジ取引。

ドル円、136円台半ば近辺で小動き (6/30午前)

ドル円、136円台半ば近辺で小動き

30日午前の東京市場でドル円はレンジ取引。朝方136.59レベルで取引が始まったドル円は、午前9時台に136.80レベルまで上昇する場面も見られましたが、勢いは続かず反落。その後は、136円台半ば近辺での一進一退の動きとなり、東京時間正午現在は136.59レベルで取引されています。

日経平均午前は、パウエルFRB議長が前夜「景気よりも物価抑制」を重視する姿勢を示したことなどから、景気減速が意識され続落。この日発表された、5月の鉱工業生産指数が予想以上に悪化したことも嫌気され、午前の終値は243円安となりました。

昨晩の海外市場では、米要人の発言を基にしたFRBのタカ派傾斜観測などを支援材料に米国時間にかけて、約23年9ヵ月ぶりとなる高値137.01まで急伸。その後、反落するも下値は堅く136.59レベルで東京時間につなげました。

本日この後は複数の経済指標が発表予定となっていますが、とりわけ米5月PCEデフレータに注目が集まりそうです。こちらはFRBが最も重視している物価指標とされ、市場予想を上回る場合には、米大幅利上げの観測が再燃し、ドル円に強い上昇圧力がかかることも想定されます。

ドル円、136円台半ば近辺で小動き

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