ドル円129円台前半で底堅く推移 (5/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は129円近辺で方向感に欠ける動き。

ドル円129円台前半で底堅く推移 (5/17午前)

ドル円129円台前半で底堅く推移

17日午前の東京市場でドル円は129円近辺で方向感に欠ける動き。朝方、129.16レベルで取引の始まったドル円は、朝方一時128.85まで下落した後反発、129.36まで戻したものの上昇力も弱く、東京時間正午現在は129.24レベルで取引されています。

日経平均株価は小幅続伸。朝方は前日終値付近で一進一退の展開となりましたが、上海市の新規感染が隔離部分を除いて3日連続でゼロになったとの報道で持ち直し、53円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場でも、下げ止まりの様相を見せる主要国株価、下落基調の米長期金利、冴えない中国や米国の経済指標を横睨みに、ドル円は一進一退の動きとなりました。上は129.62と東京高値にわずかに届かないレベルで頭を抑えられたものの、128円台は拾われ、ほぼ129円台前半での推移に終始。129.16レベルで東京時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は、先週後半以降上昇トレンドから離脱、本日129.27レベルを上昇中の21日線、129.43レベルの転換線に絡む動きです。振り返ると4月末以降は127.00-131.50レンジでの横ばいに転じた形となっていますが、現状、下方向は128.06レベルの基準線がサポート、それ以前に128円台後半は買い意欲が強く底堅そう。午後以降の動きの中でドル円が、21日線、転換線を明確に上抜けて129円台後半に乗せていく事ができるか注目です。

ドル円129円台前半で底堅く推移

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