ドル円130円台前半、今晩の米CPI発表を控え膠着状態 (5/11午前)

11日午前の東京市場でドル円は130円台前半での小動き。

ドル円130円台前半、今晩の米CPI発表を控え膠着状態 (5/11午前)

ドル円130円台前半、今晩の米CPI発表を控え膠着状態

11日午前の東京市場でドル円は130円台前半での小動き。朝方、130.45レベルで取引の始まったドル円は、新規材料難かつ今晩に米CPIの発表を控え様子見気分が強く、130.23-47の狭いレンジでの取引に終始しました。東京時間正午現在は130.35レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米NYダウが乱高下ののち終値ベースでは続落したことなどを受けて、売りが先行しましたが、値ごろ感からIT関連銘柄等に買いが入り反発。前日終値付近でもみ合った後、82円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、注目されたバイデン大統領のインフレ対策演説で、大統領はFRBの利上げ方針を支持、輸入関税引き下げを検討しているとしましたが、金利、為替市場の反応はいまひとつで、FRB関係者のタカ派発言も相次ぐ中、米長期金利は10年債利回りで一時2.94%台まで低下しました。ドル円は長期金利の低下に伴い一時129.87まで値を下げる場面がありましたが、129円台ではやはり買い意欲が強く、その後米長期金利が下げ止まったこともあり、130.45レベルに戻して東京時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は、130円近辺でのもみ合いが続いていますが、下値上値とも切り下げてはいません。3/31から新しく引き直した上昇トレンドライン(本日129.93レベル)にサポートされつつ、以前のサポートライン(本日132.20レベル)に頭を抑えられ、やや緩やかなペースでの上昇トレンドを維持した状態です。
本日発表の米4月CPI、市場のコンセンサスは前年比8.1%と引き続き高率ですが、前回8.5%からは低下予想となっており、この通りの数字となった場合インフレピークアウトの可能性を検討する必要が出てきます。いずれにせよ結果次第でドル円もかなり複雑な動きをする可能性があり要注意です。

ドル円130円台前半、今晩の米CPI発表を控え膠着状態

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