ドル円129円台後半、日銀の連続指値オペ運用方針明確化に円売り進む (4/28午前)

28日午前の東京市場でドル円は上昇継続後に急伸。

ドル円129円台後半、日銀の連続指値オペ運用方針明確化に円売り進む (4/28午前)

ドル円129円台後半、日銀の連続指値オペ運用方針明確化に円売り進む

28日午前の東京市場でドル円は上昇継続後に急伸。朝方、128.43レベルで取引の始まったドル円は、実需のドル買いと日銀の政策決定会合を前にした円の売り戻しが強まり、128円台後半に上昇。正午過ぎに結果公表となった日銀の政策決定会合では、政策金利の変更等は行われず、大規模な金融緩和方針を維持。加えて、連続指値オペの運用につき「明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業日実施する」と明確化しました。これが市場では強力な金融緩和政策継続へのコミットメントを示すものと受け止められてドル円は急騰。直近高値を更新し、129円台後半の約20年ぶりの円安水準です。12:30現在高値は129.87で130円に迫る勢いとなっています。

テクニカルにはドル円は本日の上昇で3月上旬からの上昇トレンドラインを回復。130円、135円を目指しての上昇基調に復した形です。

この後は15:30に黒田総裁の記者会見が予定されていますが、ここまでの発言から強い円安けん制的な発言は出てこないものと思われますが、記者からの誘導的な質問への受け答えに為替市場が反応する可能性もあり要注視です。

ドル円129円台後半、日銀の連続指値オペ運用方針明確化に円売り進む

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