ドル円115円台前半、パウエル議長上院議会証言通過で株価は底入れか (1/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は115円台前半でのもみ合い。

ドル円115円台前半、パウエル議長上院議会証言通過で株価は底入れか (1/12午前)

ドル円115円台前半、パウエル議長上院議会証言通過で株価は底入れか

12日午前の東京市場でドル円は115円台前半でのもみ合い。朝方115.30レベルで取引が始まったドル円は、午前中115.23-40の狭いレンジでのもみ合いに終始。東京時間正午現在は115.35レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日まで3営業日下げた反動と、警戒されたパウエル議長の議会証言の内容が想定内だったことで米主要株価指数が買い戻された流れを受け、多くの業種で買い戻しが入り、525円の大幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では経済指標等の発表の少ない中、パウエル議長の上院銀行委員会でのFRB議長指名承認公聴会に注目が集まりました。開始前にはFRB関係者からタカ派発言が相次いだこともあり、ポジション調整のドル買いから一時ドル円は115.68まで買い戻される場面もありました。
しかし、公聴会での質疑が事前公開のテキストから予想された範囲の内容にとどまったことから、公聴会後米金利下落とともにドル円も反落、115.30レベルに戻してアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は21日線方向に向かって上値を切り下げる動きとなっていますが、3営業日続いた下値の切り下げは昨日いったん止まっており、本日ここまでも安値115.23までと前日安値115.13を上回っています。

FOMC議事要旨のタカ派的な内容からのショックで、リスクオフの流れが続いてきましたが、ここへ来て主要国の株式市場に底入れの兆しが見られており、この流れが継続するのか注目です。昨晩は米長期金利の低下に一旦は反落したドル円も、株価の上昇が続けばリスク選好回復からの円売りで再び上値を試す展開も予想されます。

ドル円115円台前半、パウエル議長上院議会証言通過で株価は底入れか

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