ドル円116円挟み、高値圏から小幅反落
5日午前の東京市場でドル円は高値圏から反落。朝方116.10レベルで取引の始まったドル円は、序盤はもみ合い、一時116.24まで上昇する場面もありましたが、昨晩高値116.35には届かず。
その後米株先物や、時間外の米長期金利が低下傾向を示したことで反落し、116円を割り込み、東京時間正午現在は115.98レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米株式市場でNYダウが史上最高値を更新する一方、ナスダック総合指数が大きく下げた流れを受け、エネルギー、金融、不動産等の銘柄が買われた反面、情報技術、バイオ系が下げ、前日終値を挟んで一進一退の展開となりました。午前の終値は11円の小幅高となっています。
昨晩海外市場では、休暇明けのロンドン勢が加わった後も市場のリスク選好が継続、株価と米長期金利が上昇したことからドル円も一段高となりました。すでに東京時間に昨年高値115.52をクリアしていたドル円は、ストップロスも巻き込んで、米国時間にかけて116.35まで上昇。その後は米ISM製造業指数の不冴え等から一旦115円台に反落したものの持ち直し、116.13レベルで東京時間を迎えています。
テクニカルにはドル円は、昨晩の上昇でドル買い地合いが一層強まっています。ここから先は2016年12月高値118.66等118円台までチャートポイントらしいチャートポイントが見当たらず、材料次第ではドル円の上げ足も早まりそうです。一方下方向は115.32レベルの転換線、114.38付近を上昇中の21日移動平均線等がサポート。とりあえず今日のところは116円台で足場を固められるか要注目です。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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