ドル円高値圏での小動き、米感謝祭祝日で様子見か(11/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は115円台前半で小動き。

ドル円高値圏での小動き、米感謝祭祝日で様子見か(11/25午前)

ドル円高値圏での小動き、米感謝祭祝日で様子見か

25日午前の東京市場でドル円は115円台前半で小動き。朝方、115.37レベルで取引の始まったドル円は、午前中115.31-46の狭いレンジでの取引に終始。感謝祭の祝日で週末にかけて米市場が実質休場状態になることから、積極的な売買が手控えられています。東京時間正午現在は115.37レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米市場でナスダック総合指数がプラス圏で終了したことを受け、本邦でも前日大きく売られたハイテク関連銘柄中心に買い戻しが入り、一時200円超上げた後197円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、新規失業保険申請件数の大幅な改善に、米早期利上げ観測が再び高まり米長期金利が上昇、米10年債利回りが一時1.68%をつけました。ドル円もそれに歩調を合わせた形で上昇し、115.52まで上値を伸ばしています。その後長期金利は低下に転じましたが、好調な株価もサポートし、ドル円は115.40近辺の高値圏のまま東京時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は昨晩付けた高値115.52が2017年1月以来の高値。115.50-60の抵抗帯を抜けると、2016年12月の高値118.66まで上値余地が広がります。一方115円を超えても売り圧力が強まらないことから、下方向は115.00、転換線のある114.55レベルがサポートしそうです。
今晩は海外時間祝日で流動性が低下することから、一週間に二回はないとは思いますが、薄い市場を狙っての仕掛けは売り買いどちらも、一応要警戒です。

ドル円高値圏での小動き、米感謝祭祝日で様子見か

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