米国10月ISM製造業景況指数の予想(21/11/1)

日本時間2021年11月1日23時に発表予定です。

米国10月ISM製造業景況指数の予想(21/11/1)

米国10月ISM製造業景況指数の予想

米国10月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2021年11月1日13時現在

本日23時、米国10月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。前回9月は予想より高い結果になりました。それでも下図を見ると2018年8月高値を下回ってきています。好悪判断の50は大きく上回っているので、製造業は好調を維持していますが、先行きのトレンドはあまり芳しい動きとはなっていません。ISM>PMIの場合はまだ製造業の上昇トレンドを維持している場合が多いですが、もし下図の〇印と同じ流れに入ってくると下降トレンドとなり、いずれPMI>ISMとなる可能性が出てきます。その意味で、先月と同じ数値以上が欲しいところです。予想上限レンジは62.9まであるので、前月よりも上回る可能性はあります。
先週発表された第3四半期GDPもかなり低い数値となり、第4四半期数値はこれをベースにするので大きく伸びやすいですが、その意味で先行指標としてのISMが重要となる可能性があります。今回のみならず11月〜12月の流れを見たいと思います。

米国10月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)


相場は今週水曜日にFOMCが予定されているので、突発材料がでないと小動きが予想されます。下図はドル円の日足チャートです。
9月22日底値から上げたサポートA(=114円35銭)は切れており、短期的な流れはまだドル安の中にいます。10月21日高値からの抵抗線B(=114円10銭)に先週金曜日は止められましたが、今現在はこのBを越えています。ここから平行に下したC(=112円95銭)とのドル安トレンドを上抜いています。この状況なら、D(=114円40銭)及び前回高値のE(=114円70銭)が視野に入ります。一方で下限は横サポートF(=113円25銭)が下値を支えています。既にD付近まできており、今日・明日でEまでのトライが出来るかを見ます。

米国10月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

(11月1日16:00、1ドル=114円36銭)

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