ドル円、114円を挟んでのもみ合い、115円手前の重さを再認識 (10/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は方向感に欠ける動き。

ドル円、114円を挟んでのもみ合い、115円手前の重さを再認識 (10/22午前)

ドル円、114円を挟んでのもみ合い、115円手前の重さを再認識

22日午前の東京市場でドル円は方向感に欠ける動き。朝方113.99レベルで取引が始まったドル円は114円を挟んでもみ合ったのち一旦113.82まで下落しましたが、10時前に中国の恒大グループが9/23期限の8350万ドルの利払いを実施するとの報道が伝わると、リスク回避の動きが後退し、ドル円は114.21まで上昇しました。しかし、結局大きな動きとはならず、東京時間正午現在は114.04レベルで取引されています。
日経平均株価は、海外株価の軟調を受け売り先行で始まりましたが、上記の恒大グループ利払い報道にリスク選好が回復、一時250円超上げた後183円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場でドル円は高値圏から急反落、アジア時間の114.42レベルから株式市場の軟調や米金利低下によって一時113.65まで値を下げる場面もありました。しかし、底値も堅く、結局114円近辺へ戻して東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は日足の転換線が113.39レベルで追いついてきているものの、引き続き主要チャートポイントは引き続き112円台半ばより下に位置し、買い地合いを維持していると言えます。
一方で昨日、一昨日と上値についても伸び悩み、115円手前の上値の重さが再認識される形となりました。
ここから115円台を試すには今の材料ではやや力不足。新規材料待ちの状況が継続しそうです。

ドル円、114円を挟んでのもみ合い、115円手前の重さを再認識

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