3. ドル円110円台後半をじり高推移、一目均衡表の「雲」上限に接近 (8/11午前)

ドル円110円台後半をじり高推移、一目均衡表の「雲」上限に接近 (8/11午前)

11日午前の東京市場でドル円は上値を伸ばす展開。

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ドル円110円台後半をじり高推移、一目均衡表の「雲」上限に接近 (8/11午前)

ドル円110円台後半をじり高推移、一目均衡表の「雲」上限に接近

11日午前の東京市場でドル円は上値を伸ばす展開。朝方110.57レベルで取引が始まったドル円は、本日も小動きの中底堅く、一時高値を7/14以来の高値110.69まで広げる場面もありました。ただ、全般的にはお盆休みを前に市場参加者の動きは鈍く、午前の取引レンジは110.51-69の20銭足らず。東京時間正午現在は110.64レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日の米市場でNYダウが史上最高値を更新した流れを受けて買い先行で始まり、その後もみあいとなったもののプラス圏は維持、181円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米上院が61兆円規模のインフラ法案を可決したことなどを好感、ドル円、米長期金利ともに上昇しました。ドル円は東京時間終盤の110.40レベルから110.60近辺まで上げて東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日まで5営業日連続で下値を切り上げており、一目均衡表の「雲」上限付近で推移。本日110.72に位置する「雲」の上限は、明日には110.51まで低下するため、現状レベルを維持すると明日は「雲」の上に出ることになります。

市場では夏休みシーズンで市場参加者が減少する中、先週末の雇用統計の数値改善以降、緩やかなドル高の流れが継続しており、ドル買い地合いが徐々に強まっています。
今晩はFRBのもう一つの政策目標であるインフレ率の最も重要な指標の一つ、米消費者物価指数の発表があり、薄めの市場の中で為替も波乱含みです。

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