ドル円108円台後半で買い戻し優勢 (5/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は反発。

ドル円108円台後半で買い戻し優勢 (5/12午前)

ドル円108円台後半で買い戻し優勢

12日午前の東京市場でドル円は反発。朝方108.62レベルで取引が始まったドル円は、世界的な株価の調整が強まりリスク回避でドル、円ともに買われる中で、米長期金利の上昇が継続したことでやや値を戻し、東京時間正午現在は108.90レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨日大きく下げた反動で反発して始まりましたが、昨晩米市場で株価が大幅に下落したこともあり、次第に売りに押され、結局169円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では日米株価の大幅下落を受けてリスク回避の円買いが強まり、序盤に円高方向に振れました。しかし、雇用統計発表直後の安値108.34を前に反発すると、その後は方向感を失っています。
テクニカルにはドル円は変わらず。一目均衡表の「雲」の中で基準線、21日線に絡み、上方向を転換線に抑えられての横ばい推移、方向感は出ていません。

雇用統計後、ここまで重要指標発表のなかった為替市場でしたが本日この後は欧米主要国で4月の消費者物価指数の発表が予定されています。
米国については短期的な物価上昇は金融政策に影響を与えないことがFRB関係者が明言していますが、欧州に関しては歴史的に物価上昇に対する警戒感が強い土地柄でもあり、結果次第では金融政策への期待の変化を通して、各市場へ影響する可能性もあり要注視です。

ドル円108円台後半で買い戻し優勢

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