ドル円109円挟みで小動き、日銀政策決定会合結果待ち (3/19午前)

午前の東京市場でドル円は109円挟みで方向感なく推移。

ドル円109円挟みで小動き、日銀政策決定会合結果待ち (3/19午前)

ドル円109円挟みで小動き、日銀政策決定会合結果待ち

午前の東京市場でドル円は109円挟みで方向感なく推移。朝方108.89レベルで取引が始まったドル円は日銀政策決定会合の結果公表を控え様子見気分が強く、109円を挟んでの小動きとなり、東京時間正午現在は108.98レベルで取引されています。
日経平均は、NY市場で主要株価指数が下げて終わったことを受けて売りが先行、30,000円台を維持できずに261円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米長期金利が欧州時間以降急上昇したことや、発表された3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が51.8と事前予想23.3や前月28.7を大幅に上回り、1973年以来の高水準となったことで、一旦は109円台を回復。ただ、一時10年債利回りで1.75%に達した米長期金利が終盤にかけ1.70%前後まで緩んだことや、米株が終盤にかけて崩れたことを受け、ドル円は再び109円割れで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は3/15高値109.36を超えられず頭の重い展開です。昨日来は本日108.85にある転換線に絡む動きですが、3/10安値108.34を下回ると、ドル売り地合いに変化しそうです。その場合サポートは21日線のある107.60近辺となります。

本日この後は日銀政策決定会合の結果公表と黒田総裁の記者会見が予想されています。
今回は従前より金融政策の点検を行うとされていた回にあたり、また、昨日日経新聞が長期金利の誘導幅の拡大や、ETFの買い入れめどの撤廃が検討されると報じていることから、いつもよりも注目が集まっています。

ドル円109円挟みで小動き、日銀政策決定会合結果待ち

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