ドル円109円台前半、イベント前で小動き(3/16午前)

16日午前の東京市場でドル円は小動き。

ドル円109円台前半、イベント前で小動き(3/16午前)

ドル円109円台前半、イベント前で小動き

16日午前の東京市場でドル円は小動き。午前中の取引レンジは109.10-25のわずか15銭。東京時間正午現在は109.21レベルで取引されています。
日経平均は海外株高を受けて続伸。景気敏感株が上昇、ハイテク関連株も買い戻しが入り、3週間ぶりに一時3万円台を回復しました。その後はやや売られたものの、189円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場でドル円は、米長期金利が高止まりする中、109円台の高値圏で推移しましたが、水曜のFOMCをはじめ英中銀、日銀が今週それぞれ政策決定会合を予定していることから様子見気分が強く、方向感に欠けた動きのまま東京時間につないでいます。
尚、株式市場では、個人向け現金給付が開始されたと伝えられる、米追加経済対策の効果への期待が引き続き強く、NYダウは連日史上最高値を更新する動きとなっています。

テクニカルにはドル円は2月下旬からの比較的急な上昇トレンドに沿っての上昇が継続しており、強いドル買い地合いが維持されています。

今晩も独ZEW景気指数、米小売売上高等重要指標の発表が予定されていますが、米長期金利がこのところの株式、為替相場の動きを大きく左右する状況下で、明日開催のFOMCでは3か月に一度のメンバーによる先々の金利予想が公表されることもあり、それまでは各市場とも動きにくい状況が続きそうです。

ドル円109円台前半、イベント前で小動き

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