ドル円106円近辺 高値更新後に失速 (2/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は高値更新後に反落。

ドル円106円近辺 高値更新後に失速 (2/17午前)

ドル円106円近辺 高値更新後に失速

17日午前の東京市場でドル円は高値更新後に反落。朝方105.90台で取引が始まったドル円は、昨晩からの米長期金利上昇を受け、一時106.22の高値をつけました。しかし、時間外の米10年物国債利回りが海外時間を上回る1.3293%まで上昇後に1.30%割れの水準に低下する動きに転じたことから、ドル円も反落。東京時間正午現在は105.95レベルで取引されています。
一方日経平均は、高値警戒感から利益確定の売りが先行し終始前日比安値圏で推移、265円安で午前の取引を終了しています。

連休明けとなったニューヨーク市場では、早期にトランプ大統領の弾劾裁判が終了し、バイデン政権が追加経済対策に専念できる状態になったことが好感され、NYダウが最高値を更新して終了しています。リスク選好の動きに安全資産の債券は売られ、米10年物国債利回りが約1年ぶりに1.3%台をつけたことからドル円はドル買いとなり、終盤に106円台に乗せて東京時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は昨晩の上昇で200日移動平均線をクリアブレイクし、ドル買い地合いが強まったものの、一旦は1月初旬からの上昇トレンド上限付近で頭を抑えられた形です。サポートは昨日越えてきた200日移動平均線が本日105.51レベル。本日この後は株価動向と米長期金利を睨みながら、ドル円がトレンド上限の106.22を上抜けてドル買いが一段と強まるに至るかが注目されます。

ドル円106円近辺 高値更新後に失速

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