英国民投票僅差が続く残留派やや優勢もロンドンで苦戦
当初の残留派優位の予想よりやや離脱派が盛り返す
EU離脱を巡る英国民投票は382地区中79地区の開票結果が公表された時点で残留50.33%離脱49.67%で残留派が離脱派を上回っています。(10:45)
しかしながら、全体の構図の中ではやや離脱派が当初の予想より強めとみられる中で、残留優位が期待されていたロンドンの各地区での残留優位の度合いが、予想外の離脱派の勢いを跳ね返すほどのものではないのではないかとの見方が広がり、ポンドが再下落、一時1.4017に下げる局面がありました。現在は1.44台で取引されています。
現時点で全く五分五分で市場はリスクオフ
予想以上の僅差での展開となっており、地域によっても離脱派残留派の事前予想との差が地域によってバラバラで全く予想ができない状況となっていることから、再びリスクオフの動きが強まり、日経平均も150円高から480円まで乱高下しています。
今回の投票結果は、一票差でもどちらかに決まる方式ですが、最終的には地区別の両者のパーセンテージでは全体の状況を把握できず、完全に票数の問題となるまで残留、離脱が近接しているのではないかとの見方が広がっており、市場はしばらく神経質な動きが続きそうです。
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英国のEU離脱の国民投票ですが約半数の地区の発表を終え、残留派優勢地区での優勢度合いが予想に近いのに比べ、
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