3. ユーロドル1.16台後半で方向探り(10/30夕)

ユーロドル1.16台後半で方向探り(10/30夕)

30日の東京市場でユーロドルは1.16台後半でのもみ合い。

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ユーロドル1.16台後半で方向探り(10/30夕)

ユーロドル1.16台後半で方向探り

30日の東京市場でユーロドルは1.16台後半でのもみ合い。昨晩海外時間に大きく値を下げて、朝方1.1675レベルで取引が始まりましたが、日中は1.1665-95レンジで方向感なく推移し、東京時間19:00現在は早朝と同じ1.1675レベルで取引されています。尚、19:00にはユーロ圏の7-9月GDP一時速報が発表され前期比で12.7%のプラスと予想9.6%を大きく上回り、10月のCPIも前月比+0.2%と改善していますが、市場への影響は限定的でした。

昨晩海外市場ではECB理事会後の記者会見でラガルド総裁ECBが12月に新たな金融緩和策をとること強く示唆。これを受けてユーロドルは一時1.1650の安値をつけました。

テクニカルにはユーロドルは昨日の下落で90日線を下抜け、一目均衡表の「雲」の下に突き抜けています。本日も一目均衡表の「雲」の下限（1.1691）に頭を抑えられた形となっており、ユーロ安地合いが強まっています。
当面のターゲットは9/25安値1.1612ですがそこを下抜けると年初来安値1.0636から高値1.2011までの38.2%戻し1.1486、半値戻し1.1315（200日移動平均線と同値）あたりまでの下値余地が広がります。

序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面安。今晩この後は21:30に米9月個人所得・消費支出、22:45に米10月シカゴ購買部協会景況指数、23:00には米国10月ミシガン大消費者信頼感の発表が予定されています。

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