10月1日東証の日足 (10月7日アップデート)

東証が終日取引停止を決めた直後から10月1日のローソク足はどうなるのかといった問い合わせが相次ぎました。

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10月1日東証の日足 (10月7日アップデート)

10月1日東証の日足 (10月7日アップデート)

東証が終日取引停止を決めた直後から10月1日のローソク足はどうなるのかといった問い合わせが相次ぎました。

当初は個人的な意見ではあるものの、寄り付き前に取引停止が決定し、その後終日取引停止が決まったということは、まったく取引が行われていないのだから、祝日同様に10月1日のローソク足はスキップされるのではないかと説明しました。

しかし、その後日経平均株価を算出している日経新聞社からは「日経平均株価は9月30日の終値である2万3185円12銭を10月1日の終値として認定する」と発表があったことで、各社のチャートは23,185.12の終値のみの足が表示されています。この認定するということでローソク足も終値(四本値も同一レート)が決まったことになります。

いっぽうで証券会社のチャートを見ると個別株の10月1日の終値は無かったこととなっているチャートが多いようで、その日は日付は存在するもののローソク足を表示しない対応が目立ちます。しかし、テクニカル指標を表示してみると、10月1日の価格として9月30日の価格をそのまま使って計算していて、ローソクは表示されていないものの9月30日が2回あるという計算です。

どれも個人的にはいまだに納得できないところで、そもそも10月1日の認定終値は、問題なく取引が行われていた先物価格から推定すると明らかな乖離がありますし、表示していないケースでも結局は9月30日レートを使っているわけですから、この扱いが本当に妥当なのかと言えば疑問です。

純粋にチャートという観点ならば、10月1日は祝日と同じで一切の価格が存在していないという扱いが妥当であるように思うのですが、そうした扱いはできなかったものなのでしょうか。私が見ているチャートでは、まさしくそうした対応になっていて、個別株においては10月1日が存在していません。

しばらくは常用チャートと証券会社のチャートが微妙に違う状態が続き、居心地が悪いチャートを見続けることとなりそうです。

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