ユーロドル堅調推移、夕刻1.17を試す動き
29日の東京市場でユーロドルは1.16台後半を堅調推移。欧州勢参入後に一段高となり、一時1.1698の高値をつけています。リスク選好の回復からドルが全般的に弱含んでおり、ユーロドルも上昇基調です。夕刻発表されたユーロ圏景況感指数が予想を上回る回復を見せたこともユーロをサポートしています。
今週は今晩(日本時間明日午前)が米大統領選のテレビ討論会、週末に雇用統計と大きなイベントが予定されており、基本的には各市場とも様子見ですが、一方で為替に関しては9月末の実需の動きがあり、完全な静止状態ともいかない状況です。
テクニカルにはユーロドルは、引き続き一目均衡表の「雲」の中での推移、明確な方向感を示すには至らず、1.1550-1.1750レンジでの方向探りが継続。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は21:00にドイツの9月CPI速報、21:30に米卸売在庫、23:00には米消費者信頼感指数の発表があります。トランプ大統領とバイデン候補のテレビ討論は明日日本時間午前10:00頃からの予定です。
ユーロドル日足
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