豪州中銀政策金利を据え置き
本日開催されたオーストラリアの中央銀行であるオーストラリア連邦準備銀行の政策決定会合において、大方の市場の予想通り政策金利であるCASHRATEを1.75%のまま据え置くことが決定されました。
オーストラリア中銀は日本の連休中の5月3日に日銀を含む他国の中銀が相次いで追加緩和を見送る中で、消費者物価指数の低下を理由に予想外の政策金利の引き下げを行い市場を驚かせましたがその後発表された純輸出、1QGDP、住宅着工許可件数等の指標は概ね良好なものとなっています。
ステートメント上で中銀はオーストラリア経済が持ち直しつつあるとしながらも、インフレに関しては当面低い状況が続くことを予想しています。
事前予想通りの結果であったにもかかわらず、金利据え置き発表後豪ドルは急上昇。
対ドルでは0.7374レベルから0.7420レベルまで、対円では79.50から79.93までの上昇を見ています。
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豪州政策金利決定会合要旨(2016年6月7日開催分)
今回の会合で、委員会はキャッシュレートを1.75%のまま据え置きを決定した。
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